山形県鶴岡市

大学の研究機関の進出を契機としたバイオ産業の創出

山形県鶴岡市

大学の研究機関の進出を契機としたバイオ産業の創出

山形県鶴岡市 バイオ研究を軸にした活性化


農林水産業や山形大学農学部の生命科学研究の素地から、バイオ研究を軸にした地域活性化を模索。2001年の慶應義塾大学先端生命科学研究所(先端研)が進出、近年研究所から誕生したバイオベンチャーが急速に成長しました。有力企業は、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(従業員50名)、スナイバー(従業員24名)ほか、150から200人規模の雇用を生んでいます。若者の流入・定着に寄与するとともに、地域特産品(庄内米、だだちゃ豆等)の味覚向上等の取組も進められています。

サイエンスパーク


多くの地方都市と同様に、急速な人口減少が続く山形県鶴岡市。サイエンスパークは長期的な目線で新たな産業を生み出すことを目指して開発されました。企業や工業誘致をすれば、短期的には人口が増えますが、本当は新しい知的産業を起こす必要があるという考えのもと、慶應義塾大学先端生命科学研究所を誘致しました。2001年の先端研設立から、補助金の総額は100億円を超える。行政も民間も一緒になって挑戦をしていくことが、鶴岡に新たなベンチャーが生まれる理由の一つでした。

© Kamae Road Side Station / Assosiation for Kamae Revitalization, all rights reserved. | 個人情報保護方針|