マンゴーといえば南国のイメージですが、北海道で、そして真冬に生産することに成功したノラワークスジャパンが音更町にあります。 冬は農業ができない土地で自然エネルギーを使ってマンゴーを栽培。ハウスの中の夏と冬を逆転させ、夏は冬に積もった雪を使い、マンゴーにとっての冬を作り、冬には温泉を使い温め、マンゴーにとっての夏を作り出します。そうして出来上がったものは、白銀の太陽と呼ばれています。中でも高品質のものは1つ5万円ほどで売られています。
マンゴー栽培に成功した後は、20名程の少人数ですが、見学ツアーも行われています。マンゴーの糖度は15度超となり、とろける味わいが人気です。十勝は農作物の宝庫で、東京の食料自給率が約1%というのに対し、北海道では約200%、十勝地方では1200%です。特に冬に晴れが多いことから十勝晴れと言われますが、この晴天も真冬にマンゴー栽培を成功させる要因となりました。世界一おいしいマンゴーと言われたこともあるそうです。