石川県小松市　本社機能の一部移転

地方への本社機能の一部移転により地域への人材移転、そして地域との交流を増やすことにつながっています。150人ほどが本社から移転し、2011年度からは地方採用を開始し、6名が地元採用されました。2012年度には12名、2013年度には8名、2014年度には4名と、地方でも雇用を創出しています。また、コマツのOB社員を使い、理科・ものづくり教室も運営しています。ここには年間6万人ほどの子供達が訪問しています。

バイオマス発電も

地元の山林で採れた間伐材を用いてバイオマス発電を進めています。放置されてきた間伐材をコマツが安定して使うことで、林業を営む人にも収入がお金が入るようになっています。木質チップを燃料に発電と発熱で毎時3,200キロワットの熱量を生み出しています。2010年と比較して電力使用量を半減させ、電力購入量を約90%削減することにも成功しています。 農業の面でも小松市では温室栽培を半年間しか実施しない場合が多いが、バイオマス発電・地下水熱空調を利用し、通年栽培も計画しています。