長野県中野市

北信州森林組合(サプライチェーン間の信頼構築)

長野県中野市

北信州森林組合(サプライチェーン間の信頼構築)

長野県中野市 林業にITを活用


観光や農産物が盛んな北信州で、林業は主要産業に次ぐ二次的な位置付けです。森林資源活用を進めていくために、ICT施業システムに取り組んでいます。 これは森林の現況把握から生産までの流れにITを活用するというものです。デスクワークのコストを大きく削減し、人手を現場に回し生産力を高めることで、手取りのアップと収益力の向上につながります。ICT施業システムは林業先進国スウェーデンやフィンランドのモデルを用いたものです。

環境にも優しい取組み


日本の森林率は世界で3番目で、森林資源に恵まれていることがわかります。例えば、フィンランドの国土面積は日本と大体同じですが、人口は20分の1ほどです。少人数で木材を管理し、生産するには効率が重要となっていました。 フィンランドなどの北欧では、注文を受けてから必要な分切り出すのに対し、日本の林業は切り出してから販売をするというものでした。森林減少が世界各国で進む中、効率も良くなり、環境にも優しい取組です。

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