三重県鳥羽市は観光と漁業で栄えたまちです。環境保全と観光振興を実現するエコツーリズムを行い、2009年には環境省のエコツーリズム大賞を受賞しました。漁場を傷めない・環境にやさしい・島をPRするお客様の安全性/快適性を考えるという基本方針が決められています。 地域資源を磨き上げ、自然や地元の人と交流しながら行う観光は人気です。つまみ食いウォーキングや海女の国スピリチュアルツアー・ほたる&海ほたる鑑賞とワインを楽しむツアーなどが好評です。
伊勢志摩国立公園は綺麗な景観が持ち味ですが、区域の96%が民有地で、漁師は海の資源を守ために獲りすぎを防ぎ、環境汚染になる餌を使わないというように、地元の人々がその景観を守っています。それらを観光にきた人にも体感してもらうのが、このまちのエコツーリズムになっています。 観光客、そして地域住民・自然・ガイドにも幸せを感じてもらえるように、観光から感幸へというミッションも掲げられています。