黒壁に代表される古い建物を活かして連続性のある街並みを整備するとともに、ガラスをテーマに新たな産業を確立。空家解消と併せて創業や居住を支援。黒壁スクエア周辺の店舗も100店から200店(平成17年度)へと大きく増加しました。200店の内訳は既存店リニューアルが100店、黒壁グループの店舗が30店、市外から新規出店が70店でした。なお、入会金50万円と月額1万円5千円を支払うことで「黒壁」グループに参加してもらうシステムを取っています。
黒漆喰の壁が印象的な黒壁ガラス館を中心として、長浜駅付近を黒壁スクエアと呼んでいます。どこでもやっている地場産業や地元出身者の美術館や記念館では一過性のブームしか起こせないという考えがあり、長く続けられるものに取組む必要がありました。 役員が自費で1ヶ月間イタリア・ドイツ・オランダなど美術館を訪れたり、工房を見たり、作家に会ったりしました。世界のガラスを集めて売るという考えに行き着き、今でもガラスのまちとして知られています。