岩手県二戸市

手作りのむらづくりで集落に若者を呼び戻す

岩手県二戸市

手作りのむらづくりで集落に若者を呼び戻す

岩手県二戸市 全戸参加で計画作成


門崎集落は、19戸の農家からなる水稲・りんどう・葉たばこ・野菜を組み合わせた複合経営の農村集落です。住民全員で集落をくまなく歩き、集落点検地図を作成し、強みと弱みを把握。年間15回にも及ぶ全戸参加の話し合いで計画を取りまとめました。取組を始めた平成8年以降、4名の若者が都会からUターン就農。集落の人口も減少することなく横ばいで推移し、各種整備事業や年間を通じた幅広い世代が交流するイベントや都市住民との相互交流を実施しています。

活力のある村づくり


今後は、整備してきた東屋、水車小屋を活用したグリーンツーリズムの取り組み、それに付随する農家民泊を考えています。地域にある冷泉を利用した共同浴場を備えたコミュニティセンターを整備する予定で、より一層の交流活動も期待されています。住民自らが21世紀に向けたむらづくり計画を策定し、定住と交流によるむらの活性化を基本理念に掲げ、豊かで住みよい活力ある村づくりを目指しています。

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