島根県奥出雲町

雲州算盤再生プロジェクト

島根県奥出雲町

雲州算盤再生プロジェクト

島根県奥出雲町 算盤産地として


奥出雲町は、日本に2ヶ所しかない算盤産地のひとつです。小型計算機とPCの台頭や少子化などが原因で、生産量は昭和50年代をピークに減少に転じます。職人の高齢化や担い手不足など、雲州そろばんを取り巻く環境は厳しさを増している状況です。 プロトタイプ開発で新しい算盤の形と新分野進出へのきっかけをつくることや、若手職人プロジェクトとして若手職人の人材育成と開発スキルアップにも取組んでいます。オーダーメイド算盤の発注も可能で、算盤作りを目の前で見ることもできます。

新しい算盤の形


奥出雲町はスサノオノミコトとイナタヒメが結ばれた神話が残ります。女性観光客に人気がある出雲大社などの良縁がスポットから着想し、entoと名付けた新しい商品が生まれています。雲州そろばんを使用したおしゃれなネックレス、ブレスレットなどを開発。entoは男女・親子・仕事・健康というようなご縁を結ぶことをコンセプトとしています。 雲州そろばんは、1970年代は約20社が年間100万丁を生産していましたが、今では3万丁ほどです。新たな商品で地域の活性化を図っています。

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