最大時は7万人が暮らしたと言われる島の人口は、1万8,000人余りにまで減少しますが、周防大島町では二年連続で社会増が起き、話題になりました。山口県の過疎地域では唯一です。かつては高齢者率が日本一のまちでしたが、今では多くの人が移住します。 交流から定住へをキーワードに定住促進を第一課題とし、町長が会長となって周防大島町定住促進協議会が立ち上がり、移住希望者を円滑に受け入れるための様々な施策を行っています。
島暮らし体験ツアー島時々半島ツアーが人気です。島への移住・定住を検討している人を対象に1泊2日の島暮らしを体験してもらうものです。毎回15名ほどの参加者があります。 ユニークな取組みとして無料島人紹介所もあります。新規就農や新規就漁・起業などを目指す若い世代の移住希望者を対象にした、島の人を紹介するサービスです。移住後の生活設計や心配事を相談することができます。移住してからも相談相手は島暮らしの味方になります。