高知県馬路村

ゆずで村おこし

高知県馬路村

ゆずで村おこし

高知県馬路村 ゆずを活用した村おこしに取組む


村全体の面積の96%が森林だという特徴を理由に村のほとんどの人たちが林業に携わっていました。昭和20−30年代にかけて徐々に林業が衰退し、新たな職を求めて村から人口がどんどん流出していくことになりました。そのような状況の中、林業に代わる新たな産業を構築しなければならないという機運が高まり、ゆずに脚光が当たりました。デザイナーとの出会いとパッケージデザインの試行錯誤、環境に配慮したギフト商品の開発、同封メッセージの工夫など地道な取組を続ける中で、ゆずドリンク・ギフト商品などがヒット。

地域のブランド化に成功


ゆずの生産量1位は高知県です。馬路村では、全ての農家が化学系肥料・農薬、除草剤などを一切使用せず、有機栽培を行っています。村内でゆず商品の開発・加工・販売までを全て行うことで、地域のブランド化に成功した馬路村。 今では販売額30億円超、常用雇用は80人以上に。更にゆずの森構想を立ち上げ、観光客を呼べる工場などを整備しています。

© Kamae Road Side Station / Assosiation for Kamae Revitalization, all rights reserved. | 個人情報保護方針|