熊本県南小国町　役割分担による改革

黒川改革として企画班・環境班・看板班の3班を作り、各班に分かれて露天風呂の整備・看板の撤廃・洞窟風呂の完成など、役割分担をして、改革を行いました。 1,200円の入湯手形を購入すると3か所の温泉が利用できます。 入湯手形は年間10万枚を超える売れ行きで、来客は年間100万人を超え、2009年版ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは温泉地としては異例の二つ星となりました。湯布院を超すのではないかと言われています。

黒川温泉のこれまで

大型旅館を抱える温泉地に客を奪われ、規模や利便性に劣る黒川温泉は、長い間低落状態が続きました。存亡の危機にありましたが、整備を進め、2002年の日経プラスワン温泉大賞の受賞・日本温泉遺産100・優秀観光地づくり賞・日本観光協会会長賞・グッドデザイン賞特別賞・都市景観大賞・ハイサービス日本300選・第1回アジア都市景観賞など様々な賞を受賞しています。