大分県佐伯市

学生駅長による特産品での地域おこし

大分県佐伯市

学生駅長による特産品での地域おこし

大分県佐伯市 ワカモノによる活性化


大分県佐伯市の中心地からやや南、蒲江地区に位置し目の前に蒲江漁港がある場所に道の駅かまえはあります。2005年の開館後、一時は立地の良さから多くの利用客に恵まれました。しかし、その後、高速道路が開通し来客数の減少、重油の高騰、近隣の同業施設の増加、厳しい外部環境に悩まされ赤字の経営が続いていました。 2018年、当時の指定管理者から「指定期間終了前に、指定管理を返上したい」との申し出があり、佐伯市は新たな管理者を公募する方針に至りました。そこで、新たな指定管理者として若干23歳の学生が選出されました。

赤字の道の駅を黒字に


佐伯市はブリ養殖生産量が日本で2番です。その地に道の駅の「のれん」を掲げるならブリを掲げ、ブリに特化した道の駅を作りたい、ブリの味に惚れ込んでいた新店長は店名を「道の駅かまえBuriLaboratory」に改めました。ブリの食べ方・楽しみ方を研究する施設として「BuriLaboratory(ブリ研究所)」です。ブリを中心とした商品展開や自社製品の開発をしています。 1,000万円を超える赤字を抱えていた道の駅かまえは、経営の変更から一年、黒字化となり学生新店長の快進撃は続きます。

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