大分県豊後高田市

昭和30年代の商店街再生

大分県豊後高田市

昭和30年代の商店街再生

大分県豊後高田市 一店一宝運動


豊後高田市の小さな商店街は、人よりも犬や猫を見かける方が多いといわれていました。 議論を重ねてゆき、高度経済成長期以前の昭和30年代の商店街の町並みを活かすまちづくりを行いました。一店一宝運動と銘打って、各店に代々伝わるお宝を展示しています。ここでしか買えない商品が、町を楽しむ要素のひとつとなっています。 商品自体の魅力はもちろんですが、それを売る人の魅力が、さらに大きな力となっています。売り手と買い手が気さくに声をかけ合う活気のある姿が見られます。

5年間で10倍に


2001年にオープンした昭和の町。この年は、2万5712人の観光客が訪れました。全国に知られることとなり、2005年には約26万人になり、5年間で10倍にまで伸ばしました。 工事費は一店あたり100−300万円程度です。そのうち約3分の2は県と市の補助金で賄われるため、店の自己負担は30万円から多いところでも100万円程度に抑えることができました。

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