ダンケルクは人口約9万人で、ル・アーヴルとマルセイユに次ぐフランス第3の港湾都市です。石油や製鉄業で栄えた都市です。 ダンケルクでは、バスの利用者は少なく、がら空きの状態も多いという問題がありました。グリーンなまちづくりを目標に、市内中心部でバスの運賃を無料にする取組みが始められています。
バスサービスネットワークも拡充され、バスの数も増え、ナチュラルガスを利用したグリーンなバスも導入。これまでにマイカーを利用していた多くの住人がバスを利用するように変わっていきました。市内全体で車に乗る人が減ったため、交通渋滞がなくなり、CO2の排出量も少なくなっています。ダンケルクの取組みはパリにも広がっています。