イギリスプレストン　1970年代に失業者が増加

プレストンは、イングランド北西部・ランカシャーにあるシティのシティ・オブ・プレストンの中心エリアです。2002年に市となりました。産業革命時には綿工業を中心に発展し、その後も電気やエンジニア・製造業で栄えました。1970年代には製造業の衰退により、失業者が増加していきました。 既存のショッピングセンターに入っている店舗はほとんどがロンドン・海外に本拠地をもっているため、雇用はありますが、地元にお金が落ちていませんでした。

不名誉のまちから人気のまちに

そこで学校給食用食料を一つの大きい契約にするのではなく、小さいものにわけ、それを競争入札にすることにしました。その結果、地元の会社が契約を獲得。合計で200万ポンドのお金が地元に落ちるようになりました。別の契約では、競争入札基準をコストだけではなく、品質を導入するなどしました。 イングランドの中で自殺率が1位だったプレストンは、2016年には住んで働きたい市として北西イングランドで1番になりました。