秋田県五城目町

シェアビレッジ(古民家再生)

秋田県五城目町

シェアビレッジ(古民家再生)

秋田県五城目町 3000円で誰でも村民に


全国的に見ても人口減少が進む秋田県。2017年、県の人口は100万人を切りました。その秋田県の小さな町で、全国の古民家を村に変えて、100万人の村をつくるプロジェクトが始まっています。シェアビレッジ・プロジェクトです。古民家を「村」に見立て、その村の維持・管理費を全国の人たちでシェアする仕組みで、年貢として年会費3000円を払えば、誰でも「村民」になれるものです。村民を呼び込もうというこのプロジェクトは、村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができるという考えからです。

築100年以上の古民家が拠点


秋田県五城目町の人口は1万人ほど。今も古き良き日本の原風景が残っています。職人や造り酒屋が集積し、農林業をベースとした昔ながらの暮らしが営まれています。築100年以上の古民家がシェアビレッジの拠点、そして宿泊施設となっています。人口減少率全国一位の五城目町で、古民家を村に見立てて再生しようとしています。この仕組みは2015年に始まり、クラウドファンディングでの達成率は571%でした。年会費3,000円で秋田の古民家へ行けること、古民家を維持するという社会貢献への参加、同じ価値観をもった同世代の人ともつながることがメリットになっています。

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